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激アツ『さばの缶づめ、宇宙へいく』

こんにちは。

久しぶりに面白い本を読みました。イーストプレス社出版の 『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』です。

ノンフィクションで福井県小浜市の高校生が作った鯖缶が宇宙日本食として認められ、国際宇宙ステーションに届けられるまでの過程が描かれています。面白くて、読みやすくてどんどん引き込まれます。

久しぶりに本を読んで涙が出ました。心が熱くなる感じ。陳腐な表現で申し訳ないのですが、尊いと感じました。

詳しい内容を語ってしまうと面白さが半減するので控えますが、HACCP認証(食の安全性を確保する為に発案された国際的な衛生管理手法)を取るにあたって、知恵を出し合い100円ショップなどの製品を使って低コストでの認証を模索したり、金属探知機がない中で刃欠けなどをどのように防いでいくかを生徒が考えていく過程は、社会人生活が長くなってきている私も読んでいて、ハッとさせられます。物が足りていない中で、物事を進めていく難しさは皆さん経験があると思うのですが、結構 簡単に諦めてたな〜、最近の私、反省、となりました。

生徒の名前が記載されているのも親しみやすくていいですね。
エチゼンクラゲが大量発生していたのはニュースで見たことがありましたが、粉末にされて食品に利用されていたことも知りませんでした。
えくらちゃんクッキー、恐るべし🤑

またキャラメル作りのくだりも面白かったです。

あと読んでいて面白いと感じたのは、JAXAの役割についても触れられていることです。

アメリカやロシア(旧ソ連)が大きな影響力を持つ中、2006年にアメリカで行われた国際会議で「宇宙日本食」が正式に認められましたが、それに至るまでにはJAXAでも色々な闘いがあったのでは無いかと推測します。日本でも安全性の高い衛生管理の行き届いた食品を作れることを世界に証明したことは日本のプレゼンスを高める上でも大変重要な事だったと思いますし、日本人の宇宙飛行士が活躍している、また今後も輩出されるという裏では多方面からのバックアップがあるんだなと感じました。

また教育の一貫としての役割も担っているのは分かりますが、宇宙飛行士の方、職員の方 一人ひとりが生徒たちに真剣に向き合い、導いている姿に頭が下がりました。また、宇宙食を災害食として今後、役に立てて行きたいという取り組みも応援したいと思います。

宇宙食を切り口にしていますが、本質は教育についての深い内容だと思います。それについては神聖すぎて私には語れません。真似も出来ません。

難しいこと抜きで、面白い本だと思いますので、機会があれば是非 ご覧になって下さい。

終わりに

本にも出てくるのですが、食品メーカーも強い思い入れを持って開発しているのがわかります。

日清食品のpress newsです。 https://www.nissin.com/jp/news/890

やっぱり日清食品好きです。安藤百福さん、リスペクトして今日のお昼はカップヌードルのシーフードにしました。

2本、YouTubeの動画を付けさせていただきました。

野口宇宙飛行士のさば缶アレンジレシピと、若田宇宙飛行士の宇宙日本食紹介です。かなり美味しそう🤤


若田さんのは、ギャレーでお湯を入れている様子やどうやって食事をしているのか分かります。本を読んでから映像を見るととても興味深いです。また仲間と一緒にワイワイしながら食事を取る様子を見ていると、こちらも微笑んでしまいますし、宇宙船という閉鎖空間で食が果たす大切な役割を実感します🐟🐟

サバ缶食べたくなりました。今度、スーパーに行ったら購入します。保存用にもいいですよね。
それではお付き合い頂きまして有難うございました。

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